ギター初心者必見! 初めてのピック選び

ピックにはどんな違いがあるの?

ピックは大きく分けて
・ティアドロップ型
・トライアングル型
・ジャズ型
・サムピック型
があります。
サムピック型は用途が特殊(指にはめて使用する)なので基本はティアドロップ、トライアングル、ジャズの3種類があると覚えておきましょう。
これからギターを始めるという方はティアドロップとトライアングルを持っていれば間違いないです。

ティアドロップ型
どんなプレイスタイルでも演奏しやすくマルチな印象
トライアングル型
ピック自体が大きく、腕を大きく動かすストロークが得意
ジャズ型
小ぶりでテクニカルなプレイに向いている


サムピック型
アルペジオ(分散和音)主体の演奏でよく使用される

材質

ピックの材質も様々。材質によって音色も変わりますし、摩耗の仕方も変わります。
・セルロイド
・ナイロン
・ウルテム
・デルリン…他

セルロイド
卓球の玉を思い浮かべるとイメージしやすい
他と比べると削れやすく割れやすいが一番ポピュラーな材質
ナイロン
クラシックギターの弦にも使用されているナイロン
ゴムほどではないが少ししっとりしている触感
ウルテム
爪やべっ甲と非常に似ている
色のバリエーションは無く、ウルテムといえばこの色
デルリン
摩耗に強く、激しい使い方をしても削れにくい
硬さを感じる


材質にこだわり出すのはギターの演奏に慣れてきてからで十分ですので、上記の一般的な材質であれば好きなデザイン、好きな色を見つけ「ついつい触りたくなってしまう」ピックを手に入れる事がギター上達の近道になります。

厚さ

こちらは非常に重要な項目です。
一般的にピックの厚みはThin=0.50㎜前後、Medium=0.70㎜前後、Heavy=1.0㎜前後、Extra Heavy=1.15㎜前後、です。
あまりに厚く、硬いピックは扱いづらいので、ギターという楽器に慣れるまでは0.70㎜程度のものを選ぶのが良いでしょう。

コレクションのような楽しみ方で、気長に探そう

最終的に自分が落ち着くピックに正解も不正解もありません。なぜかと言うと、重要なのはどんな音楽(音)を奏でる事が出来るか。だからです。
しっくりくるピックが見つかるまで、もしかしたら1年くらいはかかるかも知れませんが、1枚100円くらいで楽器屋さんにズラッと並んでいるピックの中に、きっと自分だけの宝物が混じっていますから楽しみながら探しましょう。

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